2016年6月20日月曜日

それは突然に

ずっとのなまえ…それは、「わさびちゃんち」のブログのなかで
わさびちゃんちの母さんが紡いだ言葉。
いいなあと思った。
名前のない子、お家のない子、家族のない子に新しい家族ができた時
ずっとのなまえを父さん、母さんからもらうんだ。

わが家にはいま、6匹のにゃんずがいる。
みんな保護したにゃんこばかりだ。
そこに今年も春が来て、3匹の子猫がやってきた6月10日にことだ。
母猫は野良ちゃんで隣の会社の倉庫で子猫を守っていた。
そこを保護された。保健所に渡そうと思うと言うので私が引き取った。

出産のシーズン、わたしはいつも緊張する。
子猫が生まれる…本当はとても喜ばしいことのはずだが野良ちゃんの場合は違う。
野良猫は自由でそれなりに食べ物もあって、幸せなんじゃない?
いえいえ!邪険にされ、いらないといわれ、下手をすると人に虐待死させられる。

引き取ったものの、うちではこれ以上増やせない。
小さな命は、この頼りない人間に命を委ねるしかないのだ。
こんな時、自分が嫌になる。私にできるだろうか?
見つかった子猫は4匹。でも一匹は保護された時にすでになくなっていたらしい。
母猫はそれでも、亡くなった子を隠そうとしたらしい。

子猫達は 皆目やにで目が見えない。
とにかく いつもお世話になっているミュウの先生に連れて行った。

月齢は一ヶ月半ぐらいの三姉妹で600,400,300g 姉妹でも差がありすぎる。
しばらくは先生に預かってもらうことにした。

「どうする?」先生は私が犬や猫を拾うたびにそう聞く。
「さすがに家では無理です。家族で喧嘩です…里親を見つけようと思います。」
こうして 三姉妹と私の ずっとのなまえを探す日々が始まった。




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